アラサー女子の切恋ドラマ特別編【本当は“愛されるべきオンナ”たち】vol.5 ケイコ【後編】

ケイコ後編

「どうしても彼じゃないと駄目、この先もずっと一緒にいれると思ってた。

 どこで間違えた?時間を戻して、やり直したい。

 付き合い始めた頃、間違いなく彼は私を愛してくれていたのに。」

8年の恋、20代を捧げた彼・慎也に捨てられたケイコのお話。

前回のお話はこちら▶▶前編「8年の恋、20代を捧げた彼に捨てられたオンナ

8年の恋を取り戻し、再び愛を手に入れたオンナ~飯野ケイコ(31歳)

鬱々とした雨

雨

占いを受けて、1ヶ月が過ぎようとしていた。

ひどい雨。

彼が出ていったあの日のようだ。

あの嘘みたいに不幸な出来事は私にとっては昨日のことのように思い出される。

1ヶ月たった今でも彼・慎也への気持ちは全く変わらない。

元に戻りたい、彼にまた愛されたい。

 

一人で家で悶々としているのも……2つ隣の駅にあるブックカフェで読書でもしよう。

強い雨の中、傘を持って家を出た。

懐かしい場所

傘を持つ女性

電車に乗り、2駅先の駅までいくと、少しだけ弱くなった雨。

目的のブックカフェまでは少し歩くため、少しでも雨が弱まったのは、ありがたかった。

慎也は本が好きだった。よくこのカフェにも一緒に行っていた。

お互い好きな本を読みふけって気づけば4時間くらい経っていたことも。

帰り道はお互いが読んだ本の感想を言い合った。

彼の小難しい感想が今は愛しく思える。

そんなことを考えながら歩いていると目的のカフェに着いたが……

『嘘…』

そこにカフェはなかった。そう思い出のブックカフェは閉店してしまったよう。

『最悪だ……』

しばらく呆然と立ち尽くしていると、後ろから声をかけられた。

再会

「ケイコ……」

懐かしい声。振り向くと、慎也がいた。

『慎也……』

久しぶりの彼の姿に涙が溢れそうになる。

そんな私に慎也は申し訳なさそうな顔をしながらも、話を続けた。

「ここ潰れちゃったんだね。」

『……うん。』

どうしていいか分からず気の利いた返事もできなかった。

「ちょっと話さない?」

まさかのからの申し出に断る理由もなく、うなずいた。

サヨナラの理由

男性

私たちは駅前まで戻りカフェに入った。

彼と私は付き合っていた頃と同じようにアイスコーヒーを注文し、席についた。

少しの沈黙の後、彼が口をひらいた。

「あのときは、ごめん」

彼から急に出た謝罪の言葉に私の心は乱された。

『ごめんってどういうこと?理由もわからないし、出ていっちゃって、どうしたらいいか分からなかった』

少し詰める言い方になってしまったかもしれない。

「そうだよね。俺が悪かった。ごめん」

彼は反論せずに謝り、話を続けた。

「ちょうど1ヶ月前さ、上司から結構きつめのパワハラをうけてたんだよね」

『え……パワハラ』

「そうそう、結構きつくてさ。限界だったんだよね」

驚いた。彼は強い人だと思ってたから。

『全然、気づかなかった』

「かっこ悪くてさ、ケイコにいえなかった」

慎也が寂しそうに下を向く。

『今は大丈夫なの?その上司とは……?』

「うん、人事に相談して、3週間くらいかな……休職してたんだ。先週から別の部署で復帰したよ。」

そこまで追い詰められていたなんて……、一緒に暮らしているとき、全然気付けなかった自分が情けない。

『ごめん……私、全然支えられてなかったね』

「ケイコは悪くないよ。俺が弱かったんだ。上司にいじめられて病んで休職するなんて、かっこ悪くてケイコに言いたくなくて。安易に別れるっていう決断をしてしまったんだ」

彼がなぜ出ていったのか、理由も言わずに別れたいといった理由がわかった。

先程までの涙はひっこんだ。

私は彼にとって、悩みを相談できる存在ではなかったということ。

8年も一緒にいたのに彼の変化に気づくこともできなかった。

彼がいなくて寂しいという自分本位の想いで泣いていても仕方がない。

強くならなければ……。彼と対等に支えあえるように。

ーーーそして、決意した。

『……私、頼りないかもしれないけど、慎也を支えたい。この1ヶ月、慎也を忘れたことはなかった』

彼に素直な気持ちを伝える。

『今戻ってきてとは言わないよ。慎也の心の整理がつくまで待つから』

その言葉を残して、私は店を出た。

彼の決断

帰り道

久しぶりの出社し、駅から帰り道。

彼と偶然再会してから、1週間後。

あの後、彼からの連絡はない。

でも、待つって決めたから、もう泣かない。

 

マンションの入り口前に人影が。

マンション

「ケイコ…」

彼・慎也が立っていた。

『慎也……』

「あの後、しっかり考えた。俺は結構メンタルが弱い。これからもケイコにかっこ悪い姿を見せると思う。

 でも、俺はケイコとこの先一緒にいたい。

 そんな俺でもよければまた一緒にいてくれないか?」

思い詰めた表情でそう告げる彼。

『ありがとう……。慎也が弱ってるときは私が支えられるように強くなる』

そういうと慎也は私を抱きしめた。

カップル

「ありがとう……また俺を受け入れてくれて」

そう涙ぐむ彼の背中を撫でながら

『おかえりなさい』

とつぶやいた。

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