「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
単語はよく耳にするけれど、実際に何をどう引き寄せればいいのか分からない、という人も多いのではないかと思います。
しかし、この「引き寄せの法則」は、実は誰でも簡単にできて、恋愛の場面でも強い効果を発揮すると言われているのです!
引き寄せの法則とは?
引き寄せの法則とは、その名の通り望む未来を自分の元へと“引き寄せていく”法則と言われています。
2年後に結婚している自分、お金持ちになった自分、夢を叶えた自分……など、なりたい自分を強くイメージすることから始まります。
そしてこの引き寄せの法則、実は普段の生活の中で気づかないうちにその効果が出ている場面があるのです。
例えば「今日は何か悪いことが起きそうな気がする……」とか「今朝の占いで最下位だった」という時、実際にその日悪いことが起きた、というような経験はないでしょうか?
引き寄せの法則は、自分の考えや思考が、実際にその通りの未来を引き寄せてしまうことを指します。
つまりこの場合、「今日は良くない1日になりそう」というネガティブ思考が現実化し、実際に悪い未来を引き起こしてしまったのです。
したがって、これを逆手に取って、望む未来をイメージすることでその通りの未来を引き寄せることができると言われています。
「引き寄せの法則」で恋愛運を上げる方法
それでは、この引き寄せの法則で恋愛運を上げるにはどうすればいいのでしょうか?
まず、引き寄せの法則を使っていく上で大切だと言われていることに注目してみましょう。
それは、“引き寄せたいものは何か”と“なぜそれが欲しいのか”をクリアにすることです。
“引き寄せたいものは何か”?
まず、“引き寄せたいものは何か”について。
例えば、「年下の男性からアプローチされたい」という願いを持っているとします。
その願いを叶えるにはどのような方法が考えられるでしょうか?物事には順序があります。
明日いきなりその人と結婚できるというような未来は、残念ながらどんな魔法を使っても訪れません。
であれば、まずはその人と打ち解け、恋愛関係にまで発展する必要があるでしょう。
そのための方法として、
「自分のモテ運が上がる」
「偶然その男性と仲良くなるきっかけが訪れる」
「自分のコミュニケーション能力が上がり自分から積極的に話しかけられるようになる」……。
このように様々な手段が考えられます。
そして、そのたくさんの手段の中から最も現実味のあるものを想定するのが、引き寄せ成就の近道だと言われています。
そのためにはまず、自分の願いを明確化して、そこに至るまでの「成功プロセス」を思い描く必要があるでしょう。
その方法としておすすめしたいのが、自分の願いをノートに実際に書いてみることです。
「気になるあの人と仲良くなりたい」「あの人とつき合いたい」……。
毎日毎日、繰り返し書いていくことで思考がクリアになり、願いもシンプルなものに集約されていくはず。
そうすることで、引き寄せたいものの本質と、恋愛成就に至るまでの最短ルートが見えてくるはずですよ。
“なぜそれが欲しいのか”?
引き寄せを実践する上で次に意識したいのが“なぜそれが欲しいのか”です。
例えば、“彼氏が欲しい”という願いを持っていたとしましょう。もし、うまくいって彼氏ができたとして、あなたは次に何がしたいでしょうか?そもそも、どうして彼氏が欲しかったのか?
引き寄せは更にその先のビジョンまで想定しておかないと、その効果は落ちてしまうと言われています。
それは、引き寄せの法則は楽しんで行う必要があるから。
先ほども述べたように、引き寄せは「望む未来を手に入れる=ポジティブな未来を手に入れる」こと。
引き寄せを行う本人が楽しみながらでないと、訪れる未来は暗いものとなってしまうのです。
引き寄せたいものよりも先の未来を想定する上で、“なぜそれが欲しいのか”を明確にする必要があります。
世の中の多くの人が「お金持ちになりたい」と願っていますが、なぜお金持ちになりたいのでしょう。
社会的地位として?
タワーマンションの高層階に住みたいから?
世界中を旅行したいから?
すべてのことにお金は必要ですが、それは裏を返せば世の中のほとんどのことはお金で解決できるということ。重要なのは「お金を手に入れた後にどうしたいか」なのです。
引き寄せの法則はイメージする未来を引き寄せるものですが、その目的がはっきりしていないと、「お金を欲している状態の自分」を引き寄せることになり、いつまでたってもお金は手に入りません。
例えば、彼氏ができたらデートで行ってみたい場所があるならば、そこを2人でデートしている様子でも構いません。結婚が目標であれば、結婚式を挙げている自分の姿でも構いません。
未来の幸せそうな自分を具体的にイメージすることで、“なぜそれが欲しいのか”は明確化されていくはずです。
やってはいけない「引き寄せの法則3か条」
さて、ここまで引き寄せの法則とその方法についてお話してきました。
引き寄せの法則が日常生活の中で考え方を少し変えてみるだけで効果があることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、実際に引き寄せの法則に効果があるからこそ、間違った方法を続けていてはとんでもない結果になることも……。ここで、やってはいけない「引き寄せの法則3か条」をご紹介します。
その1「求めすぎるべからず」
まず、大前提として「順調に行けば叶う願い」にのみ焦点を当てるようにしましょう。
物理的に不可能な願いや、願っても意味をなさないようなことは避け、自分が本当に欲しいものにのみ、集中するように。
また、一度に複数の引き寄せを行うのもNG。幸せを引き寄せる力が分散してしまい、効果が2分の1、3分の1になってしまいます。
その2「じっとするべからず」
次に、引き寄せの法則は本人が何もせずに願いが叶えられる万能の魔法ではありません。
求める願いに対して、それに合った行動をしていく必要があります。
もっとも、理想的な状態である「未来に対して具体的にポジティブなイメージを持っている」状態になると、自然と楽しみながらアクションを起こせるようになっているはずですよ。
その3「諦めるべからず」
最後に、引き寄せの願いはいつ叶うかは分かりません。
これまで何の前兆もなかったとしても、ある時急に叶うこともあるでしょう。
せっかくこれまでがんばってきたのに、途中で諦めてしまっては、すべての努力が水の泡になってしまいます。「私なんて無理」「私になんてできっこない」とネガティブなイメージを持ってしまっては、手繰り寄せてきた引き寄せの糸を自分で切ってしまうことになりかねません。
楽しみにイメージ膨らませながら、その時を待つことが重要になってきます。
今日から実践したい! 恋を叶えるおすすめ引き寄せ術
「最近気になる人がいる」
「好きな人がいるけどずっと声をかけられずにいる」
「向こうからアプローチしてほしい」
そんな人にぴったりの引き寄せ術をお教えします!
ステップ1「引き寄せたいものが入ってくるスペースを作る」
引き寄せの法則を実践するうえで大切なのが、引き寄せたいものが入ってくるスペースを作ること。
本棚がいっぱいの時に本を買っても置くスペースがないように、新しい恋人ができる余地がなければ願いは叶いません。
中途半端な関係や、キープしている対象がいる人は、引き寄せを行う前に整理してスペース作りを。
ステップ2「寝る前に願いごとを7回唱える」
引き寄せは自分の意識に働きかけ、思考を現実に引き寄せるメソッド。
人の意識が顕在意識から潜在意識に切り替わるタイミングは夜寝る前と言われています。寝る直前に「私は恋人ができました」というように、恋の理想像を7回唱えましょう。
この時、「~したい」のような言い回しではなく、完了形で「願いが叶った自分」を想定しながら唱えると効果UP!
ステップ3「ひたすら待つ」
ステップ1と2が終わったら、あとはひたすら待つのみ。効果がなかなか現れない場合はステップ1がおろそかになっている場合があるので、本当に今のままで良いのかを見直してみましょう。
まとめ
「引き寄せの法則」という単語だけ聞くと、少し難しそうだったり、怪しそうなイメージを抱くかもしれません。
しかし、実際には簡単で、しかも誰でもすぐに始められるものなのです。意識や考え方を変えて、日常をポジティブに捉えること。
それは願いを叶えるだけでなく、人生そのものを良くするうえで、大切なことなのかもしれませんね。